こんにちは、からはーいです。
今回「正解一シンプルで科学的に証明された究極の食事」を読んだのでご紹介したいと思います。
究極の食事とは?
本書で語られている『究極の食事』とは、
人を病気から遠ざけたり、人を健康に近づける食事のことを指しています。
我々の体は食べたものでできており、科学的根拠に基づいた本当に体にいい食事を理解することが重要と言われています。
体に悪い食事
- 白米、小麦粉などの白い炭水化物
- 牛肉、豚肉、加工肉(ハム・ソーセージ)
本書では健康に悪い食事として、白米・小麦粉などの精製された白い炭水化物が挙げられています。
精製されていない茶色い炭水化物から、食物繊維やその他の栄養成分を取り除くことで 精製された白い炭水化物となり、白い炭水化物は科学的には砂糖と同じとされています。
つまり白米を食べることと甘いお菓子を食べることは本質的には同じことのようです。
白い炭水化物を摂取することで、死亡率・脳卒中や心筋梗塞などの動脈硬化によっておこる病気・糖尿病などの発生リスクが上がると報告されおり、
逆に茶色い炭水化物を摂取することでそれらのリスクを下げることができると言われています。
また加工肉(ハム・ソーセージ)には発癌性があり、赤い肉(牛肉・豚肉)にもおそらく発癌性があると言われているようです。
体にいい食事
- 魚
- 野菜と果物
- 玄米、そば、全粒粉を使った茶色いパンなどの茶色い炭水化物
- オリーブオイル
- ナッツ類
上記の体にいい食事は地中海食に近いもので、脳卒中・心筋梗塞・発癌・糖尿病発症のリスクが下がると報告されています。
地中海食の大規模ランダム化比較試験で指導された実際の栄養指導は以下のようなものだったようです。
積極的に摂取したほうが良い食品
①オリーブオイル 4杯以上/日
②ナッツ類 90g以上/週
③生の果物3単位/日以上 (1単位=バナナ1/2本、リンゴ小玉1個)
④生の野菜2単位/日以上 (1単位=小皿1杯)
⑤魚170g以上/週
⑥豆類 小皿3/4杯/週以上
⑦赤い肉を白い肉(鶏肉)に置き換える
摂取しないことが推薦された食品
①加糖炭酸飲料 200cc/日未満
②甘いもの(ケーキ、クッキー、甘いパンなど) 小さいサイズのもの 3個/週未満
③バター、マーガリン 小さじ1杯/日未満
④赤い肉や加工肉(ハム・ソーセージ) 85g/日未満
まとめ
本書では様々なエビデンスレベルの高い医学論文を引用され、科学的根拠に基づいた体にいい食事・悪い食事が紹介されていました。
普段口にしている白米が砂糖と同じと言われて驚かれた方も多いと思います。
日常生活で我々が簡単に手にすることができ、何気なく口にしているその食事が、
長い経過でみると生活習慣病や発癌につながる可能性があることを痛感しました。
本書には上記以外にもさまざまは食事に関する有益な情報が盛り沢山でした。
健康に直結する食事に興味のある方は是非手に取って読んでみることをお勧めします!
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